「三門から種をまく」
"Planting Seeds from the Deva gate"

アートの種まき

境内アート苗市
信州小布施・玄照寺
 2005/4/16-17
4/16 10:30-16:00
4/17 9:00-16:30


くりんこくんを設置後、お昼過ぎにお寺に到着。住職はじめそれらしい方にまず毛糸の第一投を、と計画していたのだが、急にお葬式が入り、お寺はみんな出払っているとのこと。お昼のカレーを食べ、FM苺の宮沢さんと再会を喜びながら、どうしようかと考える。

 

 

結局、本堂の前で行われていたライブの合い間をぬってマイクを借り、希望者は「三門の上へお集まりください」と参加を呼びかける。予想に反してものすごい勢いで参加者が集まり、門の上はFM苺の機材スペースをのこしてすしづめ状態に。
宮沢さんに音頭をとってもらい、いっせいに種に見立てた毛糸玉を境内に向かって投げてもらう。

3、2、1…

それっ!

 

 

パフォーマンスはパフォーマンスとしておもしろかったのだけれど、私がつくりたかったのはインスタレーション作品だったので、結局すべて取り外して、新たにひと玉ずつ投げて(投げるたびに下で誰かにまたどこかに投げられたり)、やっと二日目の昼くらいまでかかってそれなりのものをつくりあげる(こちら)。夕方まで前日の酒がぬけずにたいへんだった。
やれやれとすこし苗市を見たり、「くりんこくん」のようすなどを見たりしてお寺に戻ってみると、子どもたちが毛糸を手に門の上でかまえているという。いったいなぜ?
結局こうして二日目も毛糸投げをすることになったのだった。

 

投げられた毛糸玉は空を舞い、次々にそれを見ている境内の人々の間に落ちてくる。それを拾って投げ上げる人、ぶらさがった毛糸をひっぱる子ども、携帯のカメラで写真を撮る人、やりたいやりたいとせがむ子ども。あたりは異様なまでの熱気に満ちあふれ、ほんの一瞬で終わってしまったこのパフォーマンスのなごりを惜しむように、みなあれやこれやの手を使って引きのばそう、何かもっとおもしろいことを引き出そうとするが、本当に潔く、それでおしまい。さあさあもういたずらするのはやめてください。はいはいもう投げたりひっぱったりしないでね。

信濃毎日新聞に掲載された記事はこちら

 

 

自発的にパフォーマンスをやってしまうとは、まったくたいしたエネルギーである。再び投げた毛糸をはずしてまわる。

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