「三門から種をまく」
"Planting Seeds from the Deva gate"

境内のようす

境内アート苗市
信州小布施・玄照寺
 2005/4/16-17
4/16 10:30-16:00
4/17 9:00-16:30

 

くりんこくんを手にとる少女たち


お寺の内外を歩く。
参道から三門までは伝統的な苗市の会場である。こんな季節なのにかき氷屋も出ていたりする。三門を入った境内はアート空間。とはいえバナナのたたき売りがいたりする。
今年は例年よりも人出が多かったということで、町おこしや苗市への人出回復のためのイベントとしての「境内アート」はそれなりの成果を上げたのだろう。
こういうとき、「アートに何ができるか」みたいな問いには、率直に「客よせ」とかいったことをこたえたくなるのだが、おそらくそれはお笑いの世界の話である。 もちつもたれつ。アートであってアートでなーい。
なんかもっとものすごいことをやる人がいたらおもしろいのにと思う。 ひとがとめに入るような、バカみたいに信じられないこととか。ああ、自主的に毛糸投げしようと三門にのぼった少年たち、係の人にやめなさいとか言われていたなぁ(まるで人ごと)。

 

ほかの人の展示を見る。
懇親会でたまたま座った席の前に1本1万円という日本酒があって、ついつい飲みすぎてしまい、自分の展示すらまともに完成できないという無様なありさまの中、ほかの出展者の方とゆっくりお話するどころか、作品をじっくり見ることもかなわなかったのだけれど、写真に写っていた作品を並べてみる。

左は岡野里香さんの骨をモチーフにした陶芸作品。ほかに器も出していて、とりあえずどれもとてもすばらしい。

 

自分たちの作品を撮っているところを撮ってみた上の写真は、Switchmanのおふたり。お寺の境内に生息するありふれた植物(草とか)を空に浮かべるとともに、それが生えている場所の地図を制作。ちょうど中学1年生が今そういうのを勉強している。

まめふんかこと清水敬子さんの金属作品は二羽のわたりどり。でもすぐに帰るんですね。

▲ごとうなみさんのらっかせいのオブジェ。消えていく先の家は何の家?

▲お寺の奥の林に設置されたこのすごく素敵な染織は、誰のかわかりませんがとにかくすごくよかったです。

▲沖縄から来たやちむん(ずっとやむちんだと思っていた)のおふたり。ヴァイオリンがとてもいい感じだった。

▲主に油彩を描いている田中為吉さんの立体「良く聴きなさい」。ほかに鳥かごも。ゴミを素材に制作したという。娘さんがとてもいい子だった。悪酔いしたのは夜中にやった心理テストのせいじゃありません。

▲小高千繪さんの磁器の鈴。涼しげな境内がいっそう涼しく。

かねへんこと田口司緒里さんの「周辺へ」。アルミのたらいのようなものにお椀のようなものがたくさん浮かんでいる作品で、お椀は鍛金という工芸技法の基礎となる 、もっとも初歩の形態であり、表面加工は煮色仕上げという伝統工芸的な仕上げを用いているとのこと。基本コンセプトは「美しいこと」。

▲手前、子どもが見ているテレビは宮沢真いいだごう両氏によるTV15(だと思う)。そのテレビいくら? とか聞かれていた。おふたりはFM苺として、三門の上でえんえんラジオを流していました。その後送っていただいた「リゾート三部作」と「リゾット鉄道」は私の心にクリーンヒット。しばらくは座右の銘になりそうです。
奥のテント状のおうちは設計室「空」の縣孝二さんの「あんぶれらハウス」。ホームレスになったらお世話になろう。

 

犬ちゃん。

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