|
右は、今回はじめてお見せする「Dating」(かばんにつめられた乾燥させたコーヒーのだしがらの入ったビニール袋)。後ろの壁には紙ねんどとテンペラでつくったコーヒー豆の「絵」。
「日付、たとえば、記念日のような日付があります。輝かしい日として、記憶にとどめておこうという日。そしてまた、忘れてはならない日としてのそれ。あるいはもっと個人的な日付。それらはうれしさを喚起することもあれば、悲惨さを思い起こさせるものもあります。そしてまったく同じ日付が、人によっては正反対の意味をもつこともありえるわけです。
私は、そうした日付を、私が毎日のように飲むコーヒーで表わしてみようと思いました。コーヒーをいれる一連の動作は、どこか儀式に似ているような気がします。コーヒー豆に対する儀礼的なしぐさ。そしてそれは、私が何かをつくる時間、あるいは私という時間と深くかかわっています。
それは03年5月からはじまり、今も毎日それはつづいています。」
|