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「紙ごみ3キロ=一枚のナン」 ごみゼロ推進宮城大会 仙台市泉区役所前広場
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ごみ拾いウォーク 2004/10/12 アトリエのある東勝山から、今週末「ごみゼロアートラリー」の展示会場となる泉区役所前広場までの往復約8キロほどを、ごみを拾いながら歩いた(右地図参照)。集めたごみを、作品として展示するためで、お昼の12時半に出発して、戻ったのが6時。もうすっかり秋の日は暮れていた。
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秋晴れのすがすがしい午後、仙台市指定の燃えるごみの袋とごみをつかむための道具(アウトドア用品売り場で買った炭つかみ)をもって、アトリエの前を出発。
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閑静な住宅街からバイパスをぬけて行くというコースなので、あまりごみは落ちていないだろうと私は予想していた。
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しかしごみはあった。そのほとんどは、たばこの吸い殻か、たばこの箱。歩道があるところにはとりあえず、このどちらかがある。
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逆に言えば、白昼通りを歩いていて、堂々と捨ててもおかしくない(ように思えてしまう)のが、たばこなのではないかと思う。
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たばこという特権。それもずいぶん変わってきている。ポイ捨てもそのうち変わるかもしれない。昔は犬のフンもそのままだった。
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こうしてごみを拾っていると、何人かの年配の方に「ごくろうさま」と声をかけられる。それは同じ文脈で通じ合う者の言葉、つまりあいさつである。
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しかし私はアート活動をしているわけで、ふだんはアートを制作しても誰にも「ごくろうさま」とは言われない。
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別にそれが「おかしい」と言いたいのではなくて、まったく同じかたちをしているのにちがうもの、というところに興味がある。
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たとえば社会問題や何かを考えてもらうために主催するイベントも、興行のためのそれも、かたちとしてはまったく同じである。
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| 泉中央に到着。今週末、ここで「ごみゼロアートラリー」が行われる。くもってきた。 | |
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ひと休み。
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泉中央はさすがにたばこの吸殻以外のごみも多い。レシートや包み紙、新聞やパンフレット、チラシなど。
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サッカー場の前を通る。ここは清掃されているためか、吸殻以外はほとんど落ちていない。
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川をわたる。おそらくこの川に、ずいぶんたくさんの吸殻が投げ捨てられていることだろう。
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ずいぶんごみ袋が太ってくる。正直こんなに集まるとは思っていなかった。何回かウォークしないといけないかと思っていた。
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こうして、訪れた街でごみ拾いをして歩くというのはどうだろう。そうして集めたごみをその街のアートとして制作していく。
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だんだんとあたりが暗くなってくる(写真ではまだ明るいけれど)。腰や肩もかなり痛くなってきている。
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だんだんと終点のアトリエが近づいて、この坂をのぼっているときのこと。これまでどんなところにでもあったごみがない。
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たばこの吸殻すらも見当たらない。なぜだろう。誰かが掃除した後なのだろうか。
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遠目から見ればほかと何ひとつ変わらないこの通りが、私にはほかとはちがってとても美しい通りに感じられた。
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