なごみ場
@カフェC7

2003/10/14-10/26

ちいさなパフォーマーたち


「杜の都」仙台を象徴する通りのひとつ、定禅寺通り。春にはいっせいに並木に葉がめぶき、夏は道ゆく人びとにさわやかな木陰を与え、秋にはジャズフェスティバル、冬にはイルミネーション「光のページェント」でにぎわう並木道。そしてまた、建築界に衝撃を与えた伊藤豊雄のせんだいメディアテークの立つ場所でもあるその通りをちょっと入ったところにある、「古風な」建物。それが「和カフェC7」である。

 

子どもたちの間では、「駄菓屋」と通称されているとなりのお店の方がずっと有名であったりする上に、「え? あれ、リサイクルショップじゃないの? だってうちのお母さんがそう言ってたし」という知名度に対し、一部の若者たちの間でかなり愛されているこの店は、町屋をそのままカフェにしたもので、その外観からは予想もできないほどになごんだ内部空間を提供している。

そして今日、ここで開かれている「なごみ場@CafeC7」なる展示会場に、何ものかが現れるという。はたしてそこには…

いた。中国茶付の杏仁豆腐セットを黙々といただくふたり。ランドセルに仮面ライダーのお面をつけた、しかし奇妙にこの場と違和感のないこのコンビは、いったい…

 

 

杏仁セットを食べ終えた片割れが、いきなり壁に展示されていた書道セットをつかむなり、何かを書き始める。その背には、まるで光が宿っているようだ。

しかしかなり小筆…

片割れに仕事ができて手持ちぶさたなもうひとりのライダー。かなり退屈そうだったが、何か思いついたらしく、奇妙な音を立て始める。カッカッカッ…

 

カッカッカッ…

その短調なリズムにさそわれるように、ふたりは壁から思い思いの楽器をつかんで、即興演奏を始めるのであった。

協力
R.Sくん、S.Mくん(いずれも中学一年生)

 

なごみ場@CafeC7

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